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Wasabi v1.1.0 のリリースはこちらにあります

Published on: 22 10月, 2019

RSK Wasabiの新しいリリースが弊社のGithub repoに掲載されたことをお知らせします。今回はJSON-RPC APIインターフェースの改善に注力したことが主な小さなリリースです：これまではサポートされていなかった手法やパラメータに対してサポートを追加しました。そして、イーサリアムRPC API規格に準拠したJSON-RPC対応にするためいくつか小さな変更を行いました。

今回のリリースの目新しい点とは？

本バージョンに含まれる変更内容のリスト（一部）：

  • JSON-RPC 手法 ‘eth_chainId’ を追加しました (#945)。
  • ‘eth_getCode’ JSON-RPC 手法に「保留中」パラメータのサポートを追加しました(#970)。
  • イーサリアムRPC API規格準拠にするために、JSON-RPC対応へいくつかの小さな改善を行いました#934, #958, #971)。
  • 不要品コレクター（実験版） (#998)。
  • 中でもとりわけ‘rsk_getRawBlockHeaderByHash’, ‘rsk_getRawTransactionReceiptByHash’を含む新規のRSKに特化したJSON-RPC手法を追加しました(#1000)。
  • セキュリティおよびバグ修正

バージョン1.1 .0リリースのsha256の合計は 20a82720dd39864ae3603b7eb777ed454e4577c7d984b9560017fc4ddd820924 rskj-core-1.1.0-ORCHID-all.jarです。詳細については、Reproducible Buildガイド をご参照ください。

JSON-RPCインターフェースの変更が私のdAppsにどのような影響を与える可能性がありますか？

このリリースでは、弊社はイーサリアムRPC API規格に準拠させるために、JSON-RPC手法に対していくつかの変更を行いました。これらの要件のひとつに、すべての数値を16進形式で記載することがありました。このバージョン以前は‘minimumGasPrice’が誤って10進数で返されていました。ご使用中のRSKノードを新しいバージョンにアップデートする前に、この変更の調整のため、ご使用中のアプリのすべての必要な変更を行うことを確認します。

既存の統合を壊さないという目標に沿って、このリリースの一環として、弊社のパブリックノードのためにバージョニング機能も導入します。一定期間、根本となるURLhttps://public-nodes.rsk.comはRSKj 1.0.2バージョンノードを決定するでしょう。一方、お客様はこのリリースバージョンをURL:https://public-nodes.rsk.com/1.1.0/の一部として明記している1.1.0パブリックノードにアクセスすることも可能です。このバージョニングスキーマがどう機能するか、さらに理解を深めるため弊社の説明資料を参照なさってください。

不要品コレクター機能に関してもっと詳しい情報

これは、ノードがステートトライストレージを複数のデータベースに分割し、今後必要になる可能性が低い古いデータを要求できるようにする新しいコンポーネントです。ノード管理者は自身の保持ポリシーを設定できて、運用に必要なすべてに確実にアクセスできるようにします。


リリース予定のバージョンには、いくつかの既知の制限がありますが、弊社はそれでもこの実験的な段階に試してみたいすべての人のために、使用可能にしたいのです。

  • 本機能は現在試行中であり、開示にはおすすめしません。
  • 収集されたステータス(例として、古いブロック番号がついたeth_getBalance )を照会すると、ノードが予期しない動作を示す可能性があります。
  • 不用品コレクターを無効にすると、ノードは最初から再同期化されます。

ベータ版ソフトウェアの実行に伴うリスクを理解し、それを試してみたい場合は、構成変数 blockchain.gc.をtrueに有効に設定する必要があります。データベースディレクトリに新しいディレクトリのセット (database/unitrie_0, database/unitrie_1…)が表示されます。そして特に、これらのリポジトリの合計サイズが、現在のデータベース/ユニトライよりもかなり小さいことがわかります。

ベータ版ソフトウェアの実行に伴うリスクを理解し、それを試してみたい場合は、構成変数 blockchain.gc.をtrueに有効に設定する必要があります。データベースディレクトリに新しいディレクトリのセット (database/unitrie_0, database/unitrie_1…)が表示されます。そして特に、これらのリポジトリの合計サイズが、現在のデータベース/ユニトライよりもかなり小さいことがわかります。

次のリリースで上記の制限は解決される予定です。

その他の質問?

以下のソーシャルメディアのチャンネルやフォーラムを通じてご意見等をお寄せください：

Twitter: https://twitter.com/RSKsmart

Telegram: https://t.me/RSKsmart

Gitter: https://gitter.im/rsksmart

Reddit: https://www.reddit.com/r/rootstock/

BitcoinTalk: https://bitcointalk.org/index.php?topic=3189777.0

RSK がはじめてというお客様には、弊社の開発者ポータル（developer portal）なら、RSK プラットフォームの使用開始方法についてお知りになることができます。

ご支援に感謝いたします！