LiqualityがRootstockを統合してビットコインDeFiの可視性を向上
Liqualityの力により、Rootstockエコシステムがユーザーにより身近になりました。このクロスチェーンサポートウォレットのユーザーは、Rootstock DApp、アトミックスワップなどの試用が可能になりました。このことは、暗号通貨エコシステム全体にとって大きな前進です。
現在のような時代においては、暗号通貨ウォレットのユーザーは、送金や決済機能以上の用途を求めています。ウォレットは、暗号通貨をより幅広く利用するためのゲートウェイとならねばなりません。
Liqualityは、送金や交換、HODLなどの機能を備えた強力なマルチ暗号ウォレットです。また、クロスブロックチェーンの相互運用性に強い興味を示すユーザーにスムーズな体験を提供します。さらに、Liqualityでサポートされているプロトコルには、BTC/ETHおよびERC20ベースのトークンと共にRootstockが追加されました。
ワンクリックでBTCとRSK間のアトミックスワップを利用できるようになったことで、ブロックチェーン間で暗号をスワップするとても簡単で安全な方法が確立されたことになります。このようなアトミックスワップの実行時間は約11分であり、約定が保証されるか、資金が返還されます。
Liqualityはブラウザ拡張ウォレットであるため、非常に便利で設定が簡単です。また、アカウント要件やユーザー確認手続きはありません。このウォレットはNon-custodial (第三者に資産を預託せずその管理権を所有者が保持すること) であるため、ユーザーは直接資産管理を行えます。アトミックスワップを活用することでウォレットを介した資産交換の際に仲介者が排除されるため、トラストレスな環境が構築されます。さらに、ユーザーは自由にBIP39ニーモニックシードフレーズをインポートまたはエクスポートできます。
LiqualityとMetaMaskには類似点があるものの、それぞれアプローチは異なります。MetaMaskはEthereum指向ですが、Liquality WalletはBitcoin、Ethereum Web 3、およびRootstockをサポートしています。これらすべてにより、さまざまなエコシステム間での資産の送信、受信、交換、および保持が容易になります。
Rootstockの統合後、Liqualityのユーザーは、新たなエコシステムを利用できるようになりました。さまざまなDAppを使用したり、RSK Chainとサポートされている他のブロックチェーン間で資産を変換したりすることなどは、数ある利用方法の一部にすぎません。Rootstockのアトミックスワップの詳細については、こちらをご覧ください。
現状では、ユーザーはRBTC (Rootstock上のビットコイン) と次の通貨の間でアトミックスワップを実行できます:
Liquality Walletが資金の損失を招くことなくこれまでに400万USDを超えるアトミックスワップを実行してきたことは、大きな注目に値します。
アトミックスワップによるRBTC取得後は、ぜひ、さまざまなRootstock DAppお試しください。最近リリースされたサービスであるSovrynでは、貸付、借入、および証拠金取引機能をご利用いただけます。ここ最近でビットコインの合成通貨が普及してきたことを考えると、このビットコインプラットフォーム向けDeFiは、DeFiユーザーが探し求めてきたものです。Sovrynを使用することで、利回りを獲得しながらビットコインをビットコインとして保持できます。
また、Rootstockでさらに多くのDAppが開発され、ユーザーはさらに多くの利用方法を探索できるようになります。Rootstockで現在何が可能かを確認するには、Chrome StoreからLiquality Walletをダウンロードしてください。