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ブロックチェーンOracles:第三者のオフチェーン情報とSmart Contractsとのリンク付け

ブロックチェーン空間には、外部情報源との絶え間ない相互作用を必要とする多くのプロジェクトが存在します。異なる当事者間の情報伝達を行うためには、Oraclesが必要です。簡単に言えば、Oraclesは外部情報とのSmart Contractsを提供する第三者によるサービスです。例えば、車、家、レンタル自転車など、インターネットに接続が可能な物理的な製品は、1つの特定のブロックチェーン上のSmart Contractsに情報を送信する必要があります。例えば、車をリースしており、リース決済をブロックチェーンに決済履歴を展開するSmart Contractsに接続するとします。モノのインターネット(IOT)とブロックチェーン技術について考えてみれば、複数のデバイスを使用してレンタルまたは支払いをするためにOraclesを使用できる多くの状況を想像するのは容易でしょう。

その考えをAPIに当てはめると、Oraclesには他にも多くの活用事例があることがわかります。例えば、様々な当事者が、Smart Contractsに固定された条件で将来のイベントの結果について合意する場合があります。Smart Contractsを実行するには、第三者のAPIを使用する必要があります。API情報はオンチェーンではないため、Oraclesは当該情報を収集して結果を提供し、Smart Contractsを実行できるようにする必要があります。

上記の例から想像できるように、Oraclesには、ブロックチェーン技術の活用事例を飛躍的に拡大する能力があります。オンチェーンのフレームワークを超えて情報を交換する可能性なしには、Smart Contractsの可能性は限られてしまうでしょう。では、典型的なOraclesとは?

1―信託Oracles:情報は集中型か分散型か。

2―ソースOracles:情報はハードウェアからかソフトウェアからか。

3―情報の方向性Oracles:情報はインバウンドかアウトバウンドか。

 

ハードウェアOraclesとソフトウェアOracles 

上記の例のように、一部のSmart Contractsでは、外部のハードウェアやソフトウェアソースからの情報が必要になる場合があります。例えば、サプライチェーンプロセスでは、単一の特定の宛先に到達してそのイベントをブロックチェーンに送信するためには、センサ(ハードウェア)を備えたパッケージを必要とします。集中型データベース(オフチェーン)内の情報と相互作用するために、Smart Contractsを要求することもできます。これらはすべて、Oraclesの様々なタイプの例です。

集中型Oraclesと分散型Oracles

Smart Contractsは、多くの状況で、集中型データハブから提供される情報と相互作用する必要があります。プライベートブロックチェーンは、相互運用性とブリッジを介してSmart Contractsと直接相互作用できますが、レガシーデータ構造を使用する多くの企業は、データベースやAPIと相互作用するためにOracleを必要とします。レガシーデータベースを使用する企業は、オンチェーンで情報を提供する必要がある場合に集中型Oracleがどう必要になるかの一例です。分散型パブリックブロックチェーンには、オラクルサービスを提供する様々な企業が存在します。

インバウンドOraclesとアウトバウンドOracles

インバウンドOraclesは第三者の情報をSmart Contracts送信しますが、アウトバウンドOraclesはSmart Contractsから第三者に情報を送信します。本投稿冒頭の例を使用すると、車のリース用に1件の決済アドレスをブロックチェーン上に設定できます。Smart Contractsは決済スケジュールをチェックし、大幅な遅延がない場合(アウトバウンドOracles)、車のエンジンのロックを解除します。逆に、Smart Contracts(インバウンドOracles)をトリガするために、センサまたはデバイスに特定の情報をブロックチェーンに送信するよう要求することができます。

正確に実行するためには、Smart ContractsはOraclesが提供する情報に依存する必要があります。各Oraclesのセキュリティレベルが最も重要視されるのはそのためです。Oraclesが容易にハッキングまたは侵害される可能性がある場合、相互作用するすべてのSmart Contractsは、破損した情報を処理してしまいます。これはOraclesの問題と呼ばれ、ブロックチェーンスペースにおいて多くの企業が抱える課題の一つです。

IOV LabsはOraclesにどう貢献しているのか

RIF Gatewaysは、安全かつ改ざん防止された状態で外部世界とやり取りできるように設計された相互運用性プロトコルセットを提供します。Oraclesサービスへのアクセスとクロスチェーンを統合するインターフェイスレイヤを提案し、内部および外部両方のデータ消費に対して、実装に依存しないプロトコルをブロックチェーンに提供します。ブロックチェーン間のブリッジを構築し、データプロバイダと消費者が安全で標準化されたデータ転送を容易に実行できるよう設計されており、幅広いデータ消費、サブスクリプションおよび決済モデルに対応しています。詳細については、ホワイトペーパーをご覧ください。近々エキサイティングなニュースをリリースする予定です。